浜辺を散歩中、カラスが砂浜で黒いモノをつついている。鳥らしい。
砂浜には時々渡り鳥らしい鳥の死骸が落ちている。その死骸をつついているのかと思ったが、突くたびにそれがバタバタと暴れる。近づくとカラスは飛び去っていった。黒い鳥がうずくまっている。ウミウでは無いようだ。近づいてもうずくまったまま動かない。どうも鳥の表情は解らない。恐怖の表情なのか、諦めきった表情なのか、見当が付かない。

飛べない、歩けないでは長くは生きられまい。あまり怖がらせてはとその場を離れる。
数十メートル歩いてから振り返ると、なんとカラスが戻ってきて今度は2羽でその鳥を突いている。私が通り過ぎるのを見ていたらしい。あわてて駆け寄ると飛び去って近くの電線の上に止まってこちらを見ている。石を投げるそぶりをすると、今度は近くの松林の枝に止まってこちらの様子を見ている。
私がいなくなるのを待つ作戦らしい。
どうしたものか。砂浜に腰を下ろして暫くカラスのいなくなるのを待ったがラチが明かない。
なにやら此の鳥の保護者の様な気分になったが、これも生き物の運命、末路、と思いその場を去る。
今頃はカラスが戻ってきて突いているだろうが、もう後を振り返らなかった。生き物の命をネタにする事に良心が痛む。

- 2008/06/12(木) 11:40:53|
- 浜辺の周辺
-
| トラックバック:1
-
| コメント:16
-